世界一周の船旅 vol.1
text by Sakamoto Hiroyuki
はるか彼方の船上から 地図
ある日、ミスモ編集部に、はるか彼方の船上からこんなEメールが届きました。 イースター島
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編集部の皆さま
ご無沙汰しています。 お元気にお過ごしでしょうか。 小生1月24日に寒風の横浜港を出発、5月4日の帰港まで、クルーザー「飛鳥」に乗船して、100日間の世界一周航海に出ております。
  今回の「飛鳥」の世界一周は、主として南半球で、まだ行った事の無い所や自然が対象の見所が多く、窮屈な飛行機の長時間に耐え切れなくなったこともあり、又、自分の健康状態や、家族、親戚の状況からも、「今しかない」と踏み切ったのです。今回の海外旅行は「大自然主体」と、ねらいを定めました。
  寄港地は、マニラ、エル ニド(フィリピン)、シンガポール、モルジブ、セイシェル、モンバサ(ケニヤ)、ダーバン(南アフリカ)、ケープタウン、ブエノス アイレス、リオデジャネイロ、ベレン、マナウス、ブリッジタウン(バルバドス)、パナマ運河、カイヤオ(ペルー)、イースター島、タヒチ島、ボラボラ島、サモア等で、最後にグアムに寄り帰国します。
  船の「揺れ」は、船腹に設けられたコンピューター制御のフィンスタビライザーの働きと、船長の判断で気象の悪条件を迂回するなどの処置で、今のところ、ほぼ穏やかな航海を続けています。
  船客の平均年齢が、乗船時点で69.3歳で、まさに私と同じの老人主体。「ぢぢばば混載乗合船」には時間のたっぷりある客が全国から400人以上もあふれているのです。はたしてこれからの航海、いかなる旅になることやら‥‥。時間の許す限り、はるか彼方の船上から逐次メールでご報告していきたいと思います。ではまた。
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いかがでしょうか?非日常世界が繰り広げられる世界一周クルーズの様子を次号から回を追ってお届け致します。居ながらにして世界一周の船旅をお楽しみ下さい。
坂本 弘行

昭和6年生まれ
一級建築士
大手建設会社に勤務し、
平成10年定年退職
「飛鳥」プロフィール
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造船所 三菱重工株式会社長崎造船所 主機関 ディーゼル17,300馬力×2基
船籍 日本 横揺れ防止装置 フィン・スタビライザー
総トン数 28,856G/T 乗組員数 約270名
全長 192.8m 客室数 296室
全幅 24.7m 乗客定員 592名
喫水 6.7m 竣工 1991年10月28日
航海速力 最高21ノット    
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