vol.87 多摩川で一番新しい橋！羽田空港の往復も便利に

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  橋からの眺望。遮るものがなく、晴天時は絶景を楽しめます。

　「1年の中で大好きな季節は？」と聞かれたらワタクシは「初夏から夏の時期！」と答えますが、そんな大好きな季節にお届けする2023年のミスモアネックス夏号！
　今回は多摩川の下流の橋。前回、歴史ある中原区のガス橋の話題をお届けしましたが、その中でもちょっと触れた、多摩川に架かる新しい橋「多摩川スカイブリッジ」の話題をお届けします。
　多摩川スカイブリッジは、2022（令和4）年3月に開通した多摩川で最も下流に架けられた橋。川崎区殿町にある国際戦略拠点「キングスカイフロント（KING SKYFRONT）」側と羽田空港の第3ターミナルそばに架かっています。
　橋は中央に向かって緩やかな傾斜があり、長さは約675ｍで幅は約17ｍ。中央が車道2車線で、その両側に自転車道と歩道があります。羽田空港が近いので航空法の高さ制限を受け、柱などが上まで伸びていたりしていませんし、多摩川の生態系を守るため、河川内の橋脚は2基だけ。なので、外観は意外とシンプル？な感じ。さらにビックリなのが側面の欄干の高さ！これが結構低く、大人の胸元ぐらいまでの高さしかないんです。しかも上は遮るものもなく、ちょっと怖いぐらい。でもその分、眺めは抜群なんですよ～！河口付近なので川幅も広く、羽田空港を離発着する飛行機は間近に見えるし、川崎市側は富士山、東京都側はスカイツリーもよく見えます！橋の中央に来たらまるで川の真ん中に立っているような気持ちにもなるんです。ただ、遮るものがない分、風がよく抜けるので強風の時はご注意を！あと冬はすんごい風が冷たく感じます（笑）。
　でもこの橋ができたことにより、羽田空港から川崎へのアクセスが格段にアップし、より便利になったことは間違いない！空の玄関口へと架かる多摩川スカイブリッジを歩いて、羽田空港に遊びに行くのもアリですよ！