連載メニュー

かんたんレシピ

    シャリアピンステーキ丼

    2016/12/15

    パーティーにもうれしい手軽で豪華な丼

    材料(2~3人分)

    ご飯 深めのお皿2~3皿分
    牛肉(サーロインや肩ロース) 200g
    玉ねぎ(大) 1個
    にんにく 1片
    塩、黒こしょう 各適量
    サラダ油 適量
    ソース用調味料
     ・白ワイン 50ml
     ・しょうゆ 50ml
     ・砂糖 大さじ2
     ・酢 大さじ2
     ・水 適宜
    パプリカ 1個
    クレソン 1束

    作り方

    • 牛肉は包丁やハサミで肉と筋の境目を切り、包丁の刃先で数カ所刺しておく。
    • 玉ねぎは半分をすりおろし、残りをみじん切りに。にんにくも、みじん切りにする。
    • ❶❷をビニール袋に入れ、軽くもみこんでからしっかり封をし、2時間以上漬け込む。
    • パプリカのへたと種を除き、適当な大きさに等分する。塩少々(分量外)を振って、フライパンやオーブントースターで焼き色を付ける。
    • 牛肉を取り出し、玉ねぎとにんにくをこそげ落とす。水分をふき取って塩、黒こしょうを振り、中火で好みの加減に焼く。粗熱が取れるまでホイルに包んでおき、好みの厚さに切る。
    • 先ほどの玉ねぎとにんにくをサラダ油(少量)で炒め、玉ねぎがしんなりしてきたら、ソース用の調味料を加えて煮詰める。
    • 皿にご飯、牛肉、パプリカを盛り、ソースをかける。クレソンを添える。
    豆知識

     シャリアピンステーキは、帝国ホテルに滞在したロシア人オペラ歌手、フョードル・イワノヴィッチ・シャリアピンのために生まれた料理。玉ねぎに漬け込むことによって、その酵素で赤身の肉がとても柔らかくなり、さらにその玉ねぎを調味料と煮詰めて、旨味あるソースに仕上げています。日本独自のステーキ料理です。

    (ミスモ2016年12月号掲載)

    島田朋子(しまだ ともこ)

    保育士より転身し、調理師、食生活アドバイザー資格取得。子どもからシニアまで幅広い層に向けて「食」の楽しさ、大切さを伝える食育活動を行う。