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かんたんレシピ

    玉ねぎのブイヨン煮

    2012/11/01
    shunsai_04

    じっくり時間をかけ、甘みとうま味をたっぷり引き出したスープ仕立て

    材料(4人分)

    玉ねぎ 4個(中玉)
    ブイヨンスープ

    ※600cc
    (固形や顆粒スープを溶かしたもので可)

    ※ブイヨンスープの量は目安です。玉ねぎが、ひたひたに浸かるくらいになるよう、大きさによって調節しましょう。

    適量
    黒こしょう 適量
    ローリエ 1枚
    クローブ 適宜(玉ねぎ1個につき1本)

    作り方

    • 厚手の鍋に皮をむいた玉ねぎ(クローブを刺す)とブイヨンスープ、ローリエを入れ中火にかける。
    • 煮立ってきたらあくを取り弱火にしてからふたをし約1時間煮る(時間は玉ねぎの大きさにもよるので竹串が通る程度まで)。
    • 塩、黒こしょうで味を調える。
    • クローブを抜いて玉ねぎの形が崩れないように注意しながらスープとともに盛り付ける。
    POINT

    玉ねぎに含まれている硫化アリルは血液をサラサラにし、血栓を出来にくくする作用があり、高血圧、糖尿病、脳血栓、脳梗塞などの生活習慣病の予防に大変効果的と言われています。また、疲労回復に効果的なビタミンB1の吸収を促進する働きがあり、豚肉などと一緒に料理すると効率よく栄養を吸収してくれます。玉ねぎは、生の辛み、じっくり火を通した時の甘み、煮て、炒めて、揚げてとさまざまな調理方法で玉ねぎは主役でも脇役でもおいしくいただける野菜です。

    (ミスモ2012年12月号掲載)

    島田朋子(しまだ ともこ)

    保育士より転身し調理師資格取得。子どもの食育講座をはじめとして、幅広い年齢層へ「食」の大切さ楽 しさを伝える。ミスモ03年1月号から「かんたんレシピ・デザート編」をスタートし、05年1月号からサラダ編、06年1月号からスープ編、08年1月号 からワンプレート編、09年1月から酒肴編を連載中。