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ふるさとの銘菓

    ふるさとの銘菓

    全国の郷土のお菓子を紹介。実際に食べての味わいや食感、歴史や開発秘話も。
    ※2019年10月の消費税法改正法等により、料金が変更になっている場合ございますので、店舗に確認の上、ご利用ください。

    第64回 宮乃餅(栃木県宇都宮市)

    2019/10/26
    宮乃餅本舗 池田屋 
    ご注文・問い合わせ 
    TEL028-622-6552
    栃木県宇都宮市大通り5-1-15 
    営業時間/9時~18時 
    定休日/日曜、祝日
    宮乃餅 8個入り 756円

     「宮に来て 宮ノ土産を 宮乃餅」という川柳も残る、宇都宮の代表銘菓。白、緑、赤のひと口サイズの求肥餅で、ふんわり柔らかな口当たりとモチモチした食感が楽しめる。素朴な甘みはどこか懐かしく、ついもう一つと手が出てしまう。
     創製は明治42(1909)年。創業148年の池田屋の3代目が明治天皇に献上後、土産物として売り出したところ大ヒット。以来100年以上にわたり老若男女を問わず親しまれてきた。
     変わらぬ味を支えているのが昔ながらの手作り製法だ。栃木県産のもち米を挽いて粉にし、砂糖と水飴を加えて窯で練り上げる。赤の餅にはストロベリー、緑の餅にはレモンのエッセンスでほんのり香りづけ。練りあがったら板に流し一昼夜寝かせてから切る。表面の粉はグラニュー糖の粉末だ。完成まで4~5日。あんみつなどのトッピングにも合う。柔らかいうちに冷凍すれば解凍後に変わらぬ食感を保てるのも求肥ならでは。良質のカカオマスを使った宮チョコ餅も好評。