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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.10 夏休みの思い出を絵に! クジラがいる!?「稲田公園」

    2012/08/01
    • matikado_10
      砂の海を悠然と泳ぐシロナガスクジラが出現!

      やって来ました夏!学生さんたちにとっては楽しい夏休みもある夏ですね!夏休みという響き……、大人になっても憧れがあります。いや、大人になってからの方が、ありがたみがより分かるようになった気が。学生の皆さま、ぜひ悔いのない充実した夏をお過ごしくださいませ。ということで、今回は夏休みの宿題に絡めて!宿題の中に「絵」の課題はありませんか?夏休みの思い出を絵にという宿題。そんな「絵」の題材にこんな場所をご紹介。


     それは川崎市多摩区にある「稲田公園」です。JR南武線稲田堤駅から歩いて10分ほど、ココは別名「クジラ公園」とも呼ばれている所。その名の通りクジラの遊具があるからなんです。遊具広場の砂の海に浮かぶコンクリート製のクジラ。なんでもシロナガスクジラがモチーフになっているんだとか。パックリと大きな口を開けて迫力があります。で、よく見てみるとクジラの背中がくぼんでいて、座れるようにもなっている。イルカに乗った少年ならぬクジラに乗った少年ごっこ遊びができますね。ほかにも砂場の周辺には複合遊具もあり、子どもたちの遊び場になっていました。こんな、砂の海に浮かぶクジラを絵の題材になんてどうですか?


     そして公園にはもう一つ気になるものが。それは公園内の一角にある生け簀。入り口には「おさかなポスト」と書かれています。実はここ、家庭で飼育していた魚や亀などの生き物を、近くを流れる多摩川に放流しないようにと作られた施設なんです。多摩川には昔からの自然の生態系があり、それを外来種など他所からの生物に壊されないようにと、育てられなくなった魚や亀は川へ放さずにこの生け簀に預けてくださいということなんです。とはいえ、「おさかなポスト」に行くのは本当の最終手段。生き物を飼う以上は必ず最後まで面倒を見るようにしましょう。クジラも魚も亀もみんな一つの命。ちょっと話はそれましたが、夏休みの絵の宿題、稲田公園でクジラや亀たちをモデルに夏の一コマを描くのもアリかも。

    文・写真 街角レポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪