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藤田優一君の街角ワンショット

    vol.41 700号ホームラン誕生の球場 多様な球技のスタジアムへ

    2015/05/23
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      人工芝の緑もまぶしい、新装なった「富士通スタジアム川崎」

     桜の季節が過ぎて気がつけば初夏!青葉が眩しい季節の到来ですね。青葉って目に優しい感じがしますよね。葉の隙間から日差しが差し込んで地面に幾何学模様を作るのもキレイだし、お出掛けに行きたくなる季節です。

     さて今回は、川崎球場の話題をお届けします。野球ファンの方は思い出がある方も多いのではないでしょうか?大洋ホエールズやロッテの本拠地だった球場で、世界の王!王貞治さんが日本プロ野球界史上初となる通算700号ホームランを打ったのも川崎球場だったんですよね。

     そんな川崎球場が4月から新しく生まれ変わったのをご存じですか!?まずは、ネーミングライツで名前が変わったんです。その名も「富士通スタジアム川崎」。そして、スタジアム自体も改装工事を経てキレイになったんですよ。席数は4000席。さらに室内のゲスト席も完備。野球で使用していた旧川崎球場の時と比べるとコンパクトになりましたが、その分フィールドとの距離がグッと近くなり、臨場感あふれる観戦を楽しむことができるようになっています。人工芝も全面張り替え。ワタクシ、特別に取材でフィールドに立ったんですが、この人工芝のフカフカ感に驚きました!思わずゴローンと寝転んでしまったぐらい(笑)。そんなフィールドで走ってみると、何か砂が舞うような感じがある。何かと思ったら、黄色の細かいゴムチップ!クッションとしてそれも敷き詰めているんですが、お馴染みの黒いチップだと日差しを吸収して熱くなるので、色は黄色!そんなところもこだわっている人工芝なんですよ。

     と、いろいろ新しくなったスタジアムですが、以前の面影もあるんです。それは野球のスコアボード。川崎球場だった時の物をそのまま残してあるんですよ。新しさの中に懐かしさもちょっとあるスタジアム…。これから、アメフトの試合を中心にサッカーの練習やフットサル等、いろいろな球技に使われていく予定とのこと。川崎区のこの場所がスポーツを発信していく新しい拠点になる日も近そうで、期待が高まりますね!

    文・写真 街角レポーター 藤田優一
    1年365日行脚(あんぎゃ)している、はぁ〜いフジタでェ〜す!!地元神奈川のことならなんでもお任せ!明るく元気なのが一番の取り柄です。街で見かけたら是非声をかけてくださいね〜♪