オクラと納豆のトロトロ丼
2015/05/23
暑さに向かう季節に全身バランス調整丼
材料(3~4人分)
| オクラ | 10本 |
|---|---|
| 納豆(ひきわり) | 60g |
| 長芋 | 90g |
| いか(刺身用) | 1ぱい分 |
| だし汁(なければ水) | 大さじ2 |
| しょうゆ | 大さじ1 |
| 酢 | 小さじ1.5 |
| 梅干し(種を抜いたもの) | 大2個 |
| 胡麻油 | 小さじ1.5 |
| 白胡麻・海苔 | 適量 |
| ごはん | 適量 |
作り方
- オクラは塩少々(分量外)をまぶし、こすり洗いしてからガクを切り落とし、熱湯で3〜4分間ゆでる。7〜8mm厚さの輪切りにする。
- 長芋の皮をむき、オクラと同じくらいの大きさに切る。
- いかを色紙切りにする。
- オクラ、長芋、ひきわり納豆、梅干しをまな板の上で、包丁で粘りを出しながらたたく。
- ❹を器に入れて、だし汁、しょうゆ、酢、胡麻油を加えてよく混ぜる。いかも加えて混ぜ合わせる。味見をして少し濃いめの味に仕上げる。
- 器にごはんを盛り、❺をのせる。白胡麻と海苔をかける。
POINT
オクラ、山芋、納豆などのぬめり成分は、ムチンといって胃の粘膜を守り、タンパク質を無駄なく活用させ、疲労回復やスタミナ増強に大きな役割をします。これらはカリウムも豊富で、体内の塩分を排泄する役割があります。厚生労働省は4月から、食塩の摂取目標量を引き下げました(男性8g未満、女性7g未満)。日本人に多い生活習慣病の高血圧(脳卒中、心臓病、腎臓病につながる)予防の減塩対策のためにも、積極的に摂りたい食材です。
(ミスモ2015年06月号掲載)
島田朋子(しまだ ともこ)
保育士より転身し、調理師、食生活アドバイザー資格取得。子どもからシニアまで幅広い層に向けて「食」の楽しさ、大切さを伝える食育活動を行う。